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チコとアフロの登録販売者合格物語-9-

これは、バリバリ文系の児童教育学部出身の新卒戦士「チコ」が登録販売者になるまでの物語である。

 


アフロ先生「前回は、たくさん質問に答えたぞえ!」

チコ「うん!みんな、いろいろ気になることあるね!」

アフロ先生「問題もやったぞえ!」

チコ「うん!参考になったね!」


アフロ先生「今回も問題をやっておこう。改訂された手引きの変更部分に関係する問題を、昨年、全国から出題された中からピックアップしたので順番に解説していこうぞ。」


チコ「前回の続きだね!前回、第1章やって、第2章は無かったから第3章だね!」

アフロ先生「そうそう。今月は第3章の分野から。」

 

 

第3章
主な医薬品とその作用

平成29年度 九州・沖縄ブロック
問 40 (改定)
尿糖及び尿タンパク検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

 

ア 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を採尿し、尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。
イ 血糖値が正常であれば、糖分は腎臓の尿細管でほとんどが再吸収されるため、尿糖値に異常を生じる要因は、高血糖に限られる。
ウ 尿道や外陰部に付着した細菌や分泌物が混入することを防ぐために、出始めの尿を採取して検査する必要がある。
エ 食事は検査結果に影響しないが、医薬品を服用している場合には、その医薬品成分が検査結果に影響を与えることがある。

 

1 (ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)誤
2 (ア)正 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)正
3 (ア)誤 (イ)正 (ウ)誤 (エ)誤
4 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)正 (エ)正
5 (ア)誤 (イ)誤 (ウ)誤 (エ)誤

 

イ 誤 尿糖値に異常を生じる要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿等のように高血糖を伴わない場合もある。だから「高血糖に限られる」という部分が×だぞ!
ウ 誤 出始めの尿には、細菌や分泌物が混入しやすいから、出始めを捨てて、その次の中間尿と呼ばれる尿を採取するのがいいね!だから、「出始めの尿を採取して検査する必要がある」が×だぞ!
エ 誤 食事も医薬品も両方とも検査に影響するね!だから「食事は検査結果に影響しない」が×だぞ!

 

これで、答えは一応5になるのだが・・・

 

チコ「え?アは?5じゃないの?」

アフロ社長「それが・・・・」

 

正解 5
手引きP200
テキストP281,283

 

アは、「食後○○時間」というのは尿糖を測定するときで、早朝尿を採取するのが尿タンパクの測定の時だから、「尿糖」と「尿タンパク」が逆なので、そもそも×な問題文じゃ。でも、この「食後○○時間」について、ちょっと注意が必要なのじゃ。

 

これまでの2回の「出題の手引き」の改正で、採尿時間について、最初は食後「1~2時間」だったのが、次に「2~3時間」に変更され、今回、また「1~2時間」に変更されたのぞ。

 

採尿時間については2度目の修正だから、商品によって1~2時間のもあるので、今後は、採尿時間については、出題されなくなるんじゃないかな?念のため、手引きの文章を紹介しておくぞ!

 

「尿糖検査の場合、食後1~2時間等、検査薬の使用方法に従って採尿を行う。尿タンパクの場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。」

 

 

アフロ社長「どうだね?」

チコ「うん、気を付けないとだね!出ないといいね!」

アフロ社長「第4章の問題もやっておくかね?」

チコ「うん、もう日にちも迫ってるから、やっておこー!」

アフロ社長「おお、やる気じゃなw では、第4章じゃ。」

 

 

第4章
薬事に関する法規と制度

平成29年度 北海道・東北ブロック
問 18 (改定あり)
医薬品の適正な販売方法及び広告に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

 

a 景品類を提供して販売することに関しては、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められているが、医薬品を懸賞や景品として授与することは、サンプル品(試供品)を提供するような場合を除き、原則として認められていない。
b 効能効果を高めるために、同じ効能効果を持つ医薬品同士を組み合わせて販売することは合理的であり、認められる。
c 医薬品を大量に購入する等、その医薬品の無許可販売が疑われる者に対しては、状況によっては販売を差し控えるべきである。
d チラシ等の同一紙面に医薬品と医薬品ではない製品を並べて掲載することは問題ないが、医薬品でない製品について医薬品的な効能効果があるように見せかけ、一般消費者に誤認を与えるおそれがある場合は、必要な承認等を受けていない医薬品の広告の違反とみなされることがある。

1 (a)正 (b)正 (c)正 (d)誤
2 (a)誤 (b)誤 (c)誤 (d)誤
3 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)正
4 (a)誤 (b)誤 (c)正 (d)正
5 (a)正 (b)正 (c)誤 (d)正

 

a 正➡誤 これは、以前だったら正解だったのだが、今回の改正で「サンプル品(試供品)を提供する場合を除き」が削除されたので、サンプル品や試供品も原則として認められないことになったのじゃ。なので、今後は、×または、別の形で出題されるようになるかもしれないぞ。過去問をやるときに注意が必要じゃ!
b 誤 組み合わせじゃダメ!!
c 正 怪しい奴には売るな!
d 正 同じ紙面に載せるのはOKだけど、誤解を生むような表現はNG!

 

となり、正解は3から、もしこの問題が今年出題されたら4が正解となるので注意が必要じゃ!

手引きP248
テキストP329

 

 

平成29年度 北陸・東海ブロック
問 16 (改定あり)
医薬品等適正広告基準に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

 

1 医療機関が、公認、推薦、選用等している旨の広告については、仮に事実であったとしても、原則として不適当とされている。
2 医薬品の使用前・使用後を示した図画・写真等を掲げることは、不適当とされている。
3 承認されている効能効果のうち、一部のみを抽出した広告を行うことは、ある疾病や症状に対して特に優れた効果を有するかのような誤認を与えるおそれがある。
4 漢方処方製剤の効能効果は、配合されている生薬の作用を個別に挙げて説明することが適当である。

 

1 正 誤解を生む表現はNGじゃ!
2 正➡誤?今回の改正で「不適当」という表現が「認められない」に変更になったぞ。より厳しくなったイメージじゃ。今後は、問題文が「認められない」に変更になるだろうが、過去問をやるときは注意が必要じゃ!
3 誤 以前は、この文章が間違っていて、4番がこの問題の正解じゃったが、今回の改正で、この文章がまるごと削除になったぞ!だから、今後は、この問題文は出題されない!過去問をやることきは注意が必要じゃ!

 

正解 4→?
手引きP248
テキストP329

 



平成29年度 東京ブロック
問 19 (改定あり)
医薬品の販売方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

 

a 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは配置による販売行為に当たらないため認められない。
b 医薬品を懸賞や景品として授与することは、サンプル品(試供品)を提供するような場合を除き、原則として認められない。
c 医薬品と一緒にキャラクターグッズ等の景品類を提供して販売することはいかなる場合でも認められない。
d 効能効果が重複するような医薬品を組み合わせて販売又は授与することは、購入者の利便性を高めるため推奨されている。

 

1(a、b)
2(a、c)
3(a、d)
4(b、c)
5(b、d)

 

a 正 配置は現金売りしちゃダメ!
b 正➡誤 上の問題でやったとおり、サンプルや試供品もNGになった!
c 誤 いかなる場合もNGではなく、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であればOK!
d 誤 組み合わせちゃダメ!

 

これまでは、a, bが正しかったので、正解は1だったが、今後はbが×になるので、過去問をやるときは注意が必要じゃ!

手引きP246
テキストP328

 

 

 

平成29年度 奈良ブロック
問 17 (改定あり)
医薬品の販売方法に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

a 店舗販売業者は、医薬品を競売に付してはならないこととされている。
b 店舗販売業の許可を受けた店舗以外の出張所に医薬品を貯蔵又は陳列し、そこを拠点として販売等に供することは、医薬品医療機器等法の規定に違反する。
c 一般用医薬品を懸賞や景品として授与することは、サンプル品(試供品)を提供するような場合を除き、原則として認められていない。
d 医薬品を多量に購入する者に対して、医薬品の販売に従事する専門家が事情を尋ねるなどの対処は不要である。

 

1 (a)誤 (b)正 (c)正 (d)誤
2 (a)正 (b)誤 (c)正 (d)誤
3 (a)誤 (b)正 (c)誤 (d)正
4 (a)正 (b)正 (c)正 (d)誤
5 (a)正 (b)誤 (c)誤 (d)正

 

a 正 競売しちゃダメ!
b 正 店舗販売の許可を受けた場所だけOK。これまでは、店舗以外の場所は「出張所」「連絡所」が想定されていたが、今回の改正で「出張所」「連絡所」の記述が削除されたぞ。だから、ネットや訪問なども含めて、とにかく許可を受けた店舗以外は×!!
c 正➡誤 上の問題でやったとおり、サンプルや試供品もNGになった!そろそろ、覚えたかな?
d 誤 必要!怪しい奴には確認しないで売っちゃダメ!

 

正解 4→?

手引きP248
テキストP330

 

 

アフロ先生「第5章は無しだから、これで、過去問をやるときに注意する変更部分の問題はOKじゃ!」

チコ「たくさんやったね!過去問をたくさんやると、いよいよって感じだね!」

アフロ先生「そうじゃな。過去問をやる前に、今回のような内容は伝えておきたいからのう。」


チコ「そうだね!前も言ったけど、こういう「もう出ない」っていう情報も大事だね!直前は、あれ?って思うことがあるといろいろ焦るからね!」


アフロ先生「来月は、過去問にはあまり影響しない、追加された部分などについて説明するぞ。そろそろ本番の人も多いとおもうから、あくまでも次回は余裕のある人向けじゃな。」


チコ「はーい!」

 

こうして今日も夜が更けていく。来月は、3月に変更された「出題の手引き」から、新たに追加された部分を中心にお伝えします!

 

 

 

それでは、また、来月!

 

これから登録販売者の資格取得を目指す方にオススメ!

アフロ先生と学ぶ登録販売者

CME@登録販売者 事務局より

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アフロ先生のプロフィール

岩堀 禎廣(イワホリ ヨシヒロ)

合同会社オクトエル 代表
薬学博士・薬剤師

明治薬科大学大学院博士課程修了後(生薬学)、病院、調剤薬局の薬剤師、医学部の教員を経て、さまざまな医療機関、教育機関の運営や企業経営にかかわる。
日本薬科大学客員准教授、NPO法人オフィス・シヨウ代表理事、一般社団法人健ママ協会副理事長など。
著書、多数。

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